マラソンで腰が痛い

あれは数年前に僕が山を走るレースに出たときのことです。
その一ヶ月前に100kmマラソンを完走していたので比較的気楽な気持ちでそのレースには挑みました。
35kmのトレイルランニングレースです。
大きな大会を完走した後の気の緩みもあり明らかにオーバーウェイトで望んだのです。

 

坂道の登りはつらいですが体重が重たいと下りは更なるダメージが蓄積されます。
空は晴れていて気持ちの良い秋でした。
川がとても綺麗だった記憶があります。エメラルドグリーンと言っても差し支えないほどです。

 

しかし、そんな素晴らしいシチュエーションとはかけ離れるかのように体は重くレース後半25kmを過ぎたあたりから腰の痛みが現れてきました。
腰痛とはそれまで他人事でしかありませんでした。
しかし、今僕の腰にはしっかりと腰痛が存在して、上手く重心が取れずに右の腰の辺りが痛んだかと思うと次に左、そして段々進むのが困難になってきました。
「慢心」が腰の痛みになって現れたのだと確かに感じました。
腰痛の手痛い記憶。
それは慢心への戒めと共に今も僕の頭の中に刻まれています。
それはその後の人生の中で有効な学びとして役に立っている気がしています。